クロスオーバーとサブのレベル
スピーカーが出しきれない帯域から、サブの出番です。Slopeは出発点と、サブが大きすぎるか小さすぎるかを教えてくれます。
クロスオーバーの役割
クロスオーバーは役割を分ける周波数です。それより下をサブウーファーが、上をスピーカーが受け持ちます。低すぎると2本のカーブの間にカバーされない帯域が残り、高すぎるとサブから鳴っているとわかる音まで再生してしまいます。
設定する場所はシステムによって違います。アンプがクロスオーバーを管理している場合はAVアンプのスピーカー設定で、スピーカーに全帯域が送られている場合はサブのつまみで設定します。結果画面では、それに合わせて「アンプのクロスオーバー」または「サブウーファーのクロスオーバー」と表示されます。
Slopeが値を選ぶしくみ
Slopeは、スピーカーのカーブが下がり始める位置(−3 dBの点)と、下がり方の急さを見ます。そこから、「約80 Hzを試してください」のような試す値と範囲を提案します。
これは出発点で、正確な値ではありません。システムで選べる設定のうち提案にいちばん近いものを使い、合成チェックでサブとスピーカーを一緒に鳴らしたときの様子を確かめてください。「クロスオーバーの詳細」で、提案のもとになった値を確認できます。
設定したクロスオーバーを入力する
Slopeはシステムから値を読み取れません。クロスオーバーのカードの「サブでの設定」の行で「編集」をタップし、実際に使っている周波数を入力してください。グラフの印、合成チェック、PDFサマリーは、提案ではなくその周波数を使うようになります。
サブのレベル
レベルチェックは、サブとスピーカーを比べます。プラスの数値はサブのほうが大きく、マイナスの数値はサブのほうが小さいことを示します。
これはおおよその目安です。1〜2 dBの差は気にする必要はなく、0を目指す必要もありません。サブがはっきり大きすぎるか小さすぎる場合は、提案でどれくらい調整するかがわかります。たいていは少しずつ、一度に2〜3 dBです。
ガイド付きセッションでは、サブのゲインだけを変えて「サブをもう一度測定」をタップでき、スピーカーを測り直す必要はありません。そのあと聴いてみてください。低音が少し多めのほうが好きなら、それでかまいません。提案するのはSlope、決めるのはあなたです。